日々動向が変化し、新たな技術も多いため、マニュアル化しにくく、属人性が高い業務となりがちなリスティング広告の運用。
社内で抱えるよりも、いっそのことプロに運用代行を依頼してしまったほうが効率の良いケースが多いです。
ということで、リスティング広告の運用代行で依頼できることや、依頼にかかる費用などを見てみましょう。
リスティング広告の代理店がやってくれること
- 運用戦略立案
- タグ設置
- コンバージョンテスト
- 広告文・バナー作成
- 広告配信・停止
- 運用結果のレポート共有
- LP制作・改善提案
- 広告変更提案
会社によっては、一部未対応の項目もありますが、概ね上記の内容に対応してくれます。つまり、何も用意していない、もしくは全く広告のことがわからない状態でも、広告配信、その後の改善までサポートしてくれるところがほとんどです。
広告運用に必要な費用
- 初期費用(開始時のみ)
- 広告費用(月額)
- 運用代行費用(月額)
実際に、広告運用を代理店や運用会社に依頼すると、上記の費用が必要です。
初期費用
広告の準備や設定を代行するのにかかる費用です。初期の設定がけっこう手間で仕様を把握している必要があるので、ここを丸投げできるのはかなり楽になりますが、その分初期費用として設定されているところが多いです。
また、初期費用が無い業者でも、運用代行費用に上乗せしている場合があります。どちらにせよ、初期設定は特に工数がかかるため、なんらかの形で計上されていると思って良いでしょう。
設定内容などで、金額が変わることが多いので、自社である程度準備できているという場合は、その旨を伝えて交渉するのが良いかもしれません。
広告費用
GoogleやYahoo!などの媒体に支払う、実費の広告費用です。
運用代行費用
毎月かかる費用で、リスティング広告の運用を代理店に依頼する際、おおまかな相場は広告費の約20%です。
少額の場合は固定費用としたり、報酬制とする業者もありますが、メインの作業費用です。
ちなみに、私たちWHITE DISHも運用代行費は広告費の20%、広告費が15万円を下回る場合は最低3万円をいただいております。
運用を代理店に依頼するメリット
実際にリスティング広告の運用を代理店に依頼する際のメリットを見てみましょう。
社内リソースがかからない
リスティング広告は、開始すると毎日チェックし、都度修正や調整を行う必要があります。例えば1日1時間としても、20〜30時間以上はかかってしまいます。
また、設定からとなると、さらに相当な工数が割かれますが、代理店に依頼することで、これらの社内リソースが奪われずに済みます。
他業種を含めた最新の知見をもとに運用してもらえる
自社で運用する場合、自社の広告しか見ないため、どうしても視野が狭くなってしまいます。例えば、頑張って単価を抑えることができたと思っていても、業界の相場からすれば全然安くない可能性もあります。
また、常に最新の技術や動向をチェックしておかなければ、知らないだけで大きく損をすることも考えられます。
さらに、いかに優秀な運用者であったとしても、属人性が高い業務になりがちなので、ノウハウが一定の担当者に偏る、せっかく育てても辞められるといったリスクを伴いますが、代理店に依頼する場合はそれらの心配がありません。
運用を代理店に依頼するデメリット
では、逆にデメリットも見てみましょう。
手数料が必要
当然ながら、依頼した分の手数料が必要となります。社内リソース分をお金で買っていることになります。
ですが、プロに任せている分、余分なリソースはかかりませんし、あまった社内リソースを別の業務に回しましょう。
ノウハウが社内に蓄積できない
外注している分、当然運用ノウハウは社内に蓄積されません。しかしながら、社内で運用しても、担当者にノウハウが偏ったり、属人性が高くなるため、辞められたり部署移動となった時のリスクは、どちらにせよ伴います。
リスティング広告はプロに任せて効率的な運用を
やはり運用ノウハウや最新の動向は、広告を複数抱える代理店や運用会社には逆立ちしても敵いません。また、マニュアル化が難しく、属人性が高い業務のため、担当者のレベルの均一化が図りにくく、離職リスクも高くなります。
こういった理由から、いっそのことプロに任せてしまい、あまったリソースを他の業務に充てるのが、もっとも効率が良く、得策かと思います。
私たちWHITE DISHでも、もちろん上記の内容をすべてカバーし、プロフェッショナルの技術で対応させていただいております。まずはご相談からでも結構ですので、お待ちしております。