リスティング広告(PPC)を自分で出稿するための4STEPを紹介しています。
リスティング広告を運用する上で、下記のようなお悩みはないでしょうか?
「リスティング広告出稿前に準備しておくことが知りたい」
「リスティング広告を自分で出稿する方法が知りたい」
「自分で運用する際の注意点が知りたい」
本記事では、リスティング広告運用を始めたが成果が出ない担当者様へ向けて「広告出稿前に準備しておくこと」「広告出稿方法」について詳しく解説しています。
リスティング広告(PPC)を自分で始める前に準備しておくこと
リスティング広告を自分で始める前に必要な準備について紹介します。
リスティング広告はすぐに始めることも可能ですが、事前準備を怠ると成果が見込める可能性が低くなります。
まずは、下記内容を準備した上で広告出稿を実行しましょう。
広告出稿の目標を決める
まず、リスティング広告を出稿する目標を決めましょう。
「問い合わせ獲得」「商品購入」など目的とするコンバージョンに沿った目標を決めます。
例えば「問い合わせ獲得」がコンバージョンであれば「毎月リスティング広告でコンバージョンを○○件獲得する」といったように目標を設定して下さい。
目標は、答え合わせがしやすいように数値を使ったものを利用することをおすすめします。
ターゲット決定
次にターゲット決定です。
リスティング広告は購買意欲が高いユーザーに対してのアプローチとなるため、ターゲット選定で広告効果が決まるといっても過言ではありません。
ターゲット選定には、市場を細分化し自社にとって有利なポジションを把握する「STP分析」と架空のユーザーを設定する「ペルソナ」を使用するのが一般的です。
どちらも調査が必要な方法となるので、慎重に選定を実施しましょう。
LPの準備
次にLPの準備をします。
LPはリスティング広告の誘導先です。
LPの内容によってコンバージョンが達成できるかが決まるといっても良いでしょう。
ここで注意しなくてはいけないのが「ユーザーフロー」です。
「ユーザーフロー」とはコンバージョンを達成するまでのユーザー行動です。
LP訪問からコンバージョン達成までの導線を確認し「CTAは分かりやすいか」「表示速度は問題ないか」「ボタンとボタンの間隔は適切か」等をチェックしましょう。
リスティング広告の費用(予算)を決める
リスティング広告に掛けられる予算も自分で決めておく必要があります。
一般的にリスティング広告予算は「20万~30万円」程度を初期費用として始める企業が多いですが業界により変動もあります。
ここで決めておきたいのが、広告を撤退する時の最低ラインです。
許容CPAともいいますが、1つのコンバージョンあたりに許容できる予算をあらかじめ決めておきましょう。
これを上回らないようにリスティング広告運用をすることで、失敗するリスクを軽減できます。
Google広告アカウント作成
Google広告アカウント作成も忘れずにしておきましょう。
Google広告にアクセスして「メールアドレス」「パスワード」を記入すれば簡単に開設が可能です。
Google広告アカウント開設までに1日ほど掛かるケースもあるので、早めに開設しておきましょう。
リスティング広告(PPC)を自分で出稿するため4STEP
実際に自分でリスティング広告を出稿するための4stepを紹介します。
【STEP①】リスティング広告のキャンペーン作成
はじめに「広告を出稿する目的」「配信先の設定」「配信スケジュール」「予算の設定」を決定します。
【STEP②】キーワードの選定
キーワード選定では、ユーザーが検索した際に「広告表示するキーワード選定」や「除外するキーワード」を設定します。
【STEP③】広告文の作成
広告テキストの設定を行います。
広告テキストには入稿規定というルールがあるので、規定を確認しながら広告文を作成しましょう。
【STEP④】コンバージョンタグの設置
リスティング広告では、コンバージョンタグ設置が必要です。
コンバージョンタグ設置とは、タグをLP上にサンクスページ(CV後に表示されるページ)に設置をすることで、リスティング広告からのコンバージョン測定が可能となるタグです。
このタグ設置をしないと、どれくらいコンバージョンが発生したが確認できないので、必ず設定するようにしましょう。
設置方法に関しては「手動でタグ設置する方法」と「Googleタグマネージャー」を活用する2つの方法があります。
リスティング広告(PPC)を自分で運用する際にぶち当たる壁
リスティング広告運用を自分ですると、クリック単価が高くなってしまうといった壁にぶち当たります。
リスティング広告クリック単価は、消費者サービスで「約669円」Eコマースで「約121円」と業界により大きく異なります。
相場感は「Googleキーワードプランナー」を活用すれば簡単に調べることが可能です。
しかし、クリック単価を改善するには「入札単価の調整」「キーワードの最適化」「品質スコアの向上」等の施策が必須となります。
これらの施策をリスティング広告初心者が自分で実施するには非常にハードルが高いので、運用代行会社に依頼するのがベストです。
まとめ
リスティング広告を自分で出稿する方法について紹介しました。
リスティング広告出稿は自分での出稿は簡単に実施することができますが、出稿後クリック単価改善には、ある程度のスキルが必要となります。
インハウスでの運用が難しいと感じた方は、積極的に運用代行会社を利用してみましょう。