リスティング広告のインハウス運用完全ガイド

リスティング広告運用では、手数料のかかる代理店を利用せず、インハウス運用するとコストを抑えることができます。

しかし、リスティング広告のインハウス運用を選択する上で、

「インハウス運用のメリット・デメリットが知りたい」

「インハウス運用で失敗する企業の特徴を理解しておきたい」

「インハウス運用を成功させるポイントを知りたい」

上記のような課題が生じるかと思います。

本記事では、リスティング広告運用を始めたが成果が出ない担当者様へ向けて、リスティング広告インハウス運用の「メリット・デメリット」「失敗する企業の特徴」「成功ポイント」を紹介しています。

リスティング広告をインハウスで運用するメリット

はじめにリスティング広告をインハウスで運用するメリットについて紹介します。

インハウス運用には、下記メリットがあります。

ブランドと製品の深い理解がある

ブランドと製品への深い理解がある点がインハウス運用のメリットです。

広告出稿する「商品」「サービス」の一番の理解者が「広告文」や「ターゲット」などを設定することで、パフォーマンスの高い広告運用を実現することができます。

マーケティングのノウハウが貯まる

インハウス運用を実施するとマーケティングのノウハウが貯まるメリットもあります。

例えば、リスティング広告を運用していくと「ユーザー行動」や「ニーズ」が理解できるようになってきます。

これが理解できれば、運用型広告以外のマーケティング施策にも反映することができるでしょう。

リスティング広告をインハウスで運用するデメリット

続いて、リスティング広告をインハウスで運用するデメリットについて紹介します。

成果が出るまでに時間がかかる

リスティング広告成果が出るまでに時間がかかる点が、インハウス運用のデメリットです。

全く知識がない担当者がリスティング広告運用をした場合「どれくらい予算を投入すればよいか」「指標をどのように分析すれば良いか」のイメージが湧かないでしょう。

そのため、代理店に依頼するよりも広告成果が出るまでに時間がかかります。

柔軟性の低さ

柔軟性の低さもインハウス運用のデメリットです。

リスティング広告などの運用型広告では、定期的に仕様変更のルールがあります。

しかし、インハウスの場合、常にアンテナを張っていないと情報をキャッチすることができず、広告運用に影響が出る可能性があります。

一方、広告運用に特化した代理店であれば、こういった重要な情報もいち早くキャッチして、反映させることができるでしょう。

人員配置によりコストがかかる場合もある

人員配置によりコストがかかる場合もあるのもインハウス運用のデメリットです。

インハウス運用に向けて、自社で新しい人材を用意した場合は、人件費がかかります。

この人件費が結果的に、代理店のコストよりも高くなるケースも十分に考えられます。

リスティング広告のインハウス運用で失敗する企業の特徴

続いて、リスティング広告のインハウス運用で失敗する企業の特徴について紹介します。

下記、特徴の当てはまる場合は注意が必要です。

リスティング広告運用の役割を理解していない

運用初心者の場合、リスティング広告の役割を理解せずにインハウス運用をして失敗するケースもあります。

リスティング広告は基本的に「顕在ユーザーへのアプローチ」がメインです。

そのため「自社ブランディング」や「認知」などの場合は「ディスプレイ広告」の方が適している場合があります。

このように、広告媒体の選定を間違えてしまうと、失敗に終わる可能性が高くなります。

自動入札機能に頼り過ぎている

自動入札機能に頼り過ぎている場合も失敗する可能性が高くなります。

自動入札機能は「コンバージョン」や「クリック数」などの目標に応じて自動で入札単価を調整する機能です。

とても便利な機能ですが、自動入札機能を利用する場合は、Googleの機械学習に情報を蓄積する必要があります。

実績が少ない状態で、自動入札機能を利用すると精度が低くなり、失敗するリスクが高くなります。

コンバージョン最大化であれば、精度を上げるのに1カ月間30以上の実績が必要です。

ひとりのスタッフに依存している

ひとりのスタッフに依存している場合も、失敗のリスクが高くなります。

仮に、そのスタッフが退社してしまった場合、引き続きや共有が難しくなるので、常日頃から、社内でのデータ共有は必須といえます。

リスティング広告のインハウス運用を成功させる3つのポイント

最後にリスティング広告のインハウス運用を成功させる3つのポイントを紹介します。

一部のみインハウス運用する

複数の広告媒体を運用している場合、一部の媒体をインハウス運用にして、残りを代理店に依頼するという方法も有効です。

一部のみ代理店依頼であれば費用を抑えることも可能ですし、アドバイスを受ければ、インハウス運用を強化することもできます。

作業を効率化するツールの活用

インハウス運用を成功させるには、作業を効率化するツールの活用も重要です。

例えば、インハウス運用の場合、定期的にリスティング広告結果を社内で報告するためにレポートを作成しなくてはいけません。

レポート作成は多くの労力を必要としますが「Googleデータポータル」等のツールを利用すれば、テンプレートから簡単にレポートを作成できます。

こういった便利なツールを活用して作業を効率化させることで、インハウス運用が成功に近づきます。

気軽に相談できる代理店をパートナーにする

気軽に相談できる代理店をパートナーにするのも重要です。

代理店は、広告運用代行だけではなく「相談」や「勉強会への参加」などを目的として活用することもできます。

費用はかかりますが、広告運用代行よりも安く依頼できるので、信用できる代理店をパートナーにすれば、インハウス運用を成功させることが可能です。

まとめ

リスティング広告のインハウス運用について紹介しました。

インハウス運用を成功させるには「一部のみを代理店に依頼」や「相談できる代理店パートナーを見つける」などの方法が有効です。

インハウス運用が上手くいかずに悩んでいる方は、我々WHITE DISHにご相談ください。インハウス支援を行なっております。

また、運用自体をおまかせしたい場合も、運用代行も行っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

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