リスティング広告を運用する上で、重要なLP(ランディングページ)について紹介しています。
LPはコンバージョンに大きく関わるので「広告キャンペーン用にLPを作成するか」「自社Webサイトで対応するか」迷っている企業も多いのではないでしょうか?
本記事では、リスティング広告運用の担当者様へ向けて、リスティング広告LPの「必要性」「最適化方法」を紹介しています。
リスティング広告におけるLPの必要性
はじめにリスティング広告におけるLPの必要性について紹介します。
「リスティング広告=LP」という考えの方も多いと思いますが、必ずLPが必要とは限りません。
リスティング広告運用では「LPが必要なケース」と「LPが不要なケース」があるので、それぞれ詳細を確認してみましょう。
LPが必要なケース
リスティング広告でLPが必要なケースは下記3ケースです。
自社Webサイトがない場合
自社Webサイトがない場合は、LPが必要です。
リスティング広告では「Webサイト」「LP」がないと利用できないサービスとなるため、自社Webサイトがない場合は、LPを作成しましょう。
新商品や新サービスの立ち上げ時
新商品や新サービスの立ち上げ時にもLPは必要です。
新商品や新サービスを発表し、新たにWebサイトを作成するよりも、LPの方がコストを抑えることができます。
自社Webサイトがある場合でも「デザイン」や「コンテンツ」を自社Webサイトに統一させる必要もないので、好きなようにアピールできるメリットもあります。
訴求方法を変えたい場合
訴求方法を変えたい場合もLPが有効です。
同一商品について、さまざまな訴求方法を変えられるのもLPの強みといえます。
LPは、Webサイトより改善がしやすいため、ABテストを実行し、すぐにLPを改善するといった対策も可能です。
LPが不要なケース
ECサイトなど1つの商品を販売することに特化していない場合は、LPが不要といえます。
例えば、アパレルを販売するECサイトで考えてみましょう。
わざわざ1つの商品やブランドでLPを立ち上げるよりも、リスティング広告からECサイトに誘導した方が、ユーザーが他の商品も購入してくれる可能性があります。
「安価な商品」や「購買ニーズが同じ複数の商品」を扱っている場合は、LPではなく、Webサイトを充実させるべきでしょう。
リスティング広告LPを最適化するための方法
リスティング広告LPを最適化するための方法を紹介します。
自社でLPが必要であれば、下記方法を実践して、LPを最適化しましょう。
主に最適化するのは「ユーザー体験」「信頼性」「エンゲージメント」の3つのカテゴリです。
ユーザー体験
ユーザー体験では、LPのユーザーエクスペリエンスを向上させます。
「見やすくて」「使いやすい」LPに最適化することで、コンバージョンに繋げることが可能です。
レスポンシブデザイン
レスポンシブデザインは、ユーザーが使用するデバイス画面サイズに応じてレイアウトを最適化する方法です。
すべてのユーザーが同じデバイスでLPに訪問する訳ではないので、LPデザインにはモバイルレスポンシブテーマを使用する必要があります。
特にスマートフォンを使用して閲覧や買い物をする人が増えているため、レスポンシブデザインはLP最適化に必須です。
LP表示速度
LP最適化には、表示速度の改善も欠かせません。
LP読み込みまでに3秒以上かかると、多くの訪問者は離脱すると言われています。
LPには「動画」「画像」などのコンテンツが含まれるケースが多いため、サイズを最小限に抑え、表示速度を改善したLPにする必要があります。
信頼性の獲得
LPには、信頼性も必要です。
一番簡単な方法としては「企業情報の提示」を実施することです。
LPに「連絡先」「会社情報」などの記載があるだけでも、信頼性が高くなり、コンバージョンに繋がりやすくなります。
また「レビュー提示」「企業のストーリー」などのコンテンツも信頼を獲得しやすいコンテンツとなるのでおすすめです。
エンゲージメント
エンゲージメントは、ユーザーをコンバージョンまでに導くための行動を促すことです。
エンゲージメントが高いLPに最適化することで、コンバージョンを向上させることができます。
ビジュアル訴求力を高める
ビジュアル訴求力を高めることでLPを最適化することができます。
LPに商品画像を設置するのが一般的ですが、動画コンテンツ挿入がおすすめです。
動画では多くの情報を分かりやすく伝えることができ、ユーザーの印象が残りやすいメリットがあります。
自社商品やサービスの情報量が多く、メリットを伝えるのが難しい場合は、LPに動画を利用することで、ビジュアル訴求力を高めることができます。
行動を促すCTAの設置
行動を促すCTAの設置でもLPを最適化することができます。
CTAは「購入はこちら」「予約はこちら」などの行動を促すためのボタンです。
ただ、CTAを設置するだけではなく、どの場所からでもコンバージョンが達成しやすいようにCTAを固定にするなどの対策が必要になってきます。
まとめ
リスティング広告では、LPが必要なケースと不要なケースがあります。
LPが必要な場合は「ユーザー体験」「信頼性」「エンゲージメント」3つの観点からLPを最適化する必要があります。
自社でのLP改善が困難な場合は、我々WHITE DISHにご相談ください。
また、運用自体をおまかせしたい場合も、運用代行も行っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。