行政書士事務所様のリスティング広告運用事例

行政書士のクライアント様のリスティング広告を運用代行させていただいた実績と施策の内容などを紹介いたします。

クライアント概要

行政書士

コンバージョンポイント

電話申し込み、メール申し込み

悩み・課題

数年前に独学でリスティング広告を実施していたものの、再開にあたりプロに見てもらいたい。
現在の推奨に沿った運用を行いたい。

実施広告媒体

  • Google広告(検索広告、ディスプレイ広告)
  • Yahoo広告(検索広告、ディスプレイ広告)

改善策

  • アカウント構造・キャンペーン入札戦略の見直し
  • キーワード選定
  • 広告文作成
  • 広告媒体の選定
  • コンバージョンタグ設置

アカウント構造・キャンペーン入札戦略の見直し

広告を実施されていたのが2017年頃ということで、アカウント構造が現在GoogleやYahoo!が推奨する最新の構造に沿っていなかったため、構造の再設計を行いました。

具体的には、1つのキャンペーンに対し、1つの広告グループ、それらに個別の広告文が設定されており、多くのキャンペーンを抱えているという数年前には主流でありましたが、今となっては各キャンペーンにデータが蓄積しにくく、機械学習による最適化を促しにくい構造でした。

そのため、複数のキャンペーンを段階的に統合して減らしていき、その下に複数の広告グループが並ぶ状態とし、現在Googleが推奨しているHagakure構造やGORINの運用指針に沿った構造に変更いたしました。

また、キャンペーンの入札戦略も「拡張クリック単価」となっており、各キーワードごとに細かく上限クリック単価が設定されておりました。これらも現在の推奨する運用指針に沿っていないため、入札戦略を「目標コンバージョン単価(tCPA)」に変更し、Googleが推奨するMUGENの運用指針に沿った構造に変更いたしました。

キーワード選定

設定されているキーワードがコンバージョンから遠いものが多くパフォーマンスが良くなかったため、まずはパフォーマンスの良くないキーワードを停止。

その後、想定コンバージョン率が高そうなキーワードを追加していきました。

広告文作成

訴求点をヒアリングさせていただき、訴求別の反応などABテストなどを行いパフォーマンスの良い広告文に仕上げていきました。

広告媒体の選定

広告出稿の主目的(コンバージョンポイント)が電話申し込み・メール申し込みであるため、まずは新規顧客獲得を目的としたディスプレイ広告を停止いたしました。

獲得(コンバージョン)単価を見ても、ディスプレイ広告は損益分岐点を超えており、ほとんど新規顧客からのコンバージョン獲得ができていない状態でした。

そのため、ディスプレイ広告はリターゲティング(サイトを1度訪問したことがあるユーザーへの追跡表示)のみとし、新規向けのディスプレイ広告は停止としました。

広告の目的がコンバージョン(お問い合わせ、購入など)の場合、ディスプレイ広告はリターゲティング以外はパフォーマンスが芳しくないことが多いです。

そのため、私はコンバージョン案件で実施するのであればリターゲティングのみとし、新規顧客獲得向けにはほとんど推奨していないです。広告代理店によっては、(運用代行費を稼ぐために)積極的にすすめ、広告媒体費の増額を提案してくる場合もありますが、ちゃんとパフォーマンスを見ると獲得単価は検索広告に全く敵わない場合がほとんどかと思います。

コンバージョンタグ設置

コンバージョンタグの設置が不完全であったため、正確にコンバージョンを計測できるようにコンバージョンタグを設置し直しました。

成果

  • お問い合わせ数が2倍に増加

上記の改善を進めた結果、申し込み数が大きく増加、顧客獲得単価も大きく抑制できました。

また、この結果を受けて継続的にリスティング広告を実施していくことになりました。申し込み数も大幅に増加することができ、売り上げ増加に繋がりました。

お問い合わせ・見積もり相談

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